GPガイドパックにSP赤道儀の赤緯体を取り付けるアダプターとSP赤道儀にガイドパックプレートを取り付けるアダプター

GP赤道儀にSP赤道儀の赤緯体を取り付け、SP赤道儀のガイドパック化にする事を思いつきました。

材料は

アルミ(A5052)90×90×12t

です。

設計図です。似たパーツですが、穴の配置と右側はセンターが3ミリずれているところが違います。SP赤道儀の赤緯体の形に合わせた結果です。
ケガキ針で慎重にケガキます。
穴あけ作業は慎重に。絶対にずれてはいけません。ドリルに注油をしながら、ゆっくり慎重に。

穴あけが終わった状態です。真ん中は直径35ミリの穴を一発で空けたい所なのですが、そんな事ができる工具は持っていないので、仕方なく7ミリと5ミリの穴を空けて…。

ヤスリで切り抜きます。

そのままでも良いのですが見た目が悪いのでさらにヤスリで削って8角形にしました。きつい作業でした(汗)

完成品です。

四カ所にW1/4のネジが切ってあります。

この手前にGP赤道儀を装着します。

完成品その二です。

四カ所にM6のネジが切ってあります。

ここにGPガイドパックのプレートを装着します

実際にSP赤道儀の赤緯体をGP2赤道儀の赤経体に取り付けた写真です。

今まで重量の関係で避けていたAi AF Nikkor ED 300mm F4(IF)を安定した状態で使う事ができるようになりました。

極軸望遠鏡で精密に極軸を合わせ、明るい光学系を使う事によって、焦点距離300mmでもオートガイドを使わなくても撮影ができます。

一方、SP赤道儀の赤経体にはGP2ガイドバックのプレートを介してアイベル製のCD-1を赤緯体として装着しました。

軽量の赤道儀に生まれ変わり、素早いセッティングが可能になりました。

少し精度の低いセッティングでもオートガイドを使う事で高精度の追尾が可能です。

満天の星空

星空の画像、主に中望遠レンズでの星雲星団の画像を公開します。 機材の改造やカスタマイズについても載せていきたいと思います。